本日決戦

何度も書いてきている、ギリシャの再選挙が
本日、ギリシャで行われ、アテネ時間の午後7時（日本時間の18日午前1時）に
締め切られることになります。
即日開票で結果が出ますから、既に明日の市場が始まる頃には
既に為替に何かしらの影響が出ていることは避けられないでしょう。

今回のギリシャの結果によっては、ユーロ全土に影響を及ぼし
世界的な経済ショックのきっかけになるかもしれないと考えている人もいれば
そこまでギリシャに影響力はないと捉える人もいます。
経済に関しては、専門家ですら完全に動きを捉えることは不可能で
これらの予測とは、また違った結果が出ることも可能性としては0ではありません。

いずれにせよ、ひとつの山場が近づいているのは間違いなく
ギリシャの結果に対して、ユーロ不安への恐れからユーロを投げ売りする投資家（逆もあり）
また、その混乱に乗じて一発当ててやろうと、チャンスを伺う投資家…
そういった、各自思惑を持った投資家たちで市場が混乱するのはどうあがいても避けられない事態なので、このブログを見ているような
私も含めた初心者投資家は傍観というのが、一番安全で正しい道なのではないかなと思います。

ピンチは最大のチャンスという言葉もある通り、利益を上げるのにも最大のチャンスであるとも言えます。
相場に張り付いていられるとか、ストップをきちっと置けるといったリスク管理ができる投資家は、こういう時でも利益をあげられるのでしょうね。


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17日はいよいよ

ギリシャの再選挙が実施されます。
展望については前回書いたとおり、投資家や
マーケット関係者からの予想も、どちらに転ぶか分からない状態で
まさに、全世界の金融関係者及び投資家は
ギリシャの状況を見守るといった状態です。

選挙は17日中に投開票が行われるということで
週明けのユーロの動きは、大荒れになることも予想されるので
よほど自信のある人以外は、一度週末前に
ポジションを閉じておいたほうが、無難だと思われます。
投資は博打ではないのですから、できるだけ安全にいきたいところです。


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ギリシャはユーロ圏から離脱するのか？

ギリシャはユーロを離脱すると思う? ギリシャ再選挙前に個人投資家の見方は?

ザイFXに面白い記事があったのでご紹介します。
こちらの記事では、個人投資家たちに、ギリシャが今回の騒動で
ユーロ圏の離脱をするのかという予想を聞いたものですが
個人投資家や、マーケット関係者は離脱しないのではないかという
意見がやや強いということ。
逆に学識者の間では、離脱するという意見のほうが強いようです。
専門家の間でも、先を占うことが難しい問題なのですね。

ギリシャが仮にユーロを離脱すると、ユーロという通貨を捨てることになり
以前のドラクマという通貨が再び国内通貨として使用されることになるわけですが
冷静に考えると、一度崩壊したギリシャのドラクマがこの先通貨としての価値を
見出されるかと言えば、その可能性は非常に低いと言わざるを得ないわけで
当のギリシャ国民が、この流れを歓迎するはずは無いと思われます。
この辺りが、離脱しないという意見の多さにつながっているのではないでしょうか。

今の段階でギリシャ国民はユーロを確保することに必死だという話もあります。
つまり、もしドラクマを手にするぐらいだったら他のユーロ圏で価値のある通貨として使える
ユーロで引き出せる今のうちに出来るだけ持っておこうという算段です。

しかし、どのような結果が出ても、ギリシャは既に後がない状態であるほど
厳しいという現実は変わりません。
ヤケになったギリシャが周りの国を巻き込んで、ユーロ圏から離脱するというシナリオもまた
0では無いのです。

17日のギリシャの再選挙次第では、世界規模での金融ショックが起こる可能性もあるだけに
この問題への投資家の関心は非常に高まっていると言えます。


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今週のユーロ

ギリシャの再選挙が17日に控えているため
今週のユーロは、様子見ムードが広まるのではないかと思っています。
また、日本円をリスク買いするにしても、介入の警戒もあり
やはり、日本円も買いにくい状況。
主要通貨が、どこも不安定な状況なので
今週のトレードは静かなトレードになるような気がします。

しかし、何かサプライズがあれば当然大きく動くこともあるでしょうから
やはり、手を出しにくい相場になりそうな感じですね。


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介入警戒で円が売られる

安住財務省の口先介入により、警戒を強めた投資家たちが日本円を売る動きに出ています。
昨年の介入時のレートと比べると、若干まだ余裕がある円でしたが
やはり、去年の大規模介入が投資家たちの警戒を一層強める結果になっているのでしょう。
そう考えれば、昨年の大規模介入の効果は、今でも一定の効果が見込めるということが証明されたということでもありますね。

しかし、全体的な水準で見ればまだまだ円高傾向は続いており
この売りの傾向が暫く続かなければ、やはり円高の窮地を脱したとは言えないでしょう。
豊田会長に引き続き、経団連会長も日本独自の単独介入を積極的に行なっていくべきだとの
発言をしており、国内経済界からの突き上げはまだまだ続きそうな様相を呈してきています。


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豊田会長が超円高に言及

自工会の豊田会長が会見「急激な円高、放置すれば日本の製造業は崩壊」と危機感

自動車工業会の会長である、トヨタ社長である
豊田章男会長が円高について言及しています。
日本産業界の重鎮からの発言ですので、この発言が
日本政府のこれからの円高対策に影響を与えると思われますね。
今現在、また77円台に突入するかしないかの狭間にあるようですので
この状態が長く続くようですと、介入もありえるかもしれません。

円高になってしまうと、日本の輸出業に影響を与え
工場が海外で作られてしまう傾向になってしまいます。
あまりにも海外に進出されてしまうと、日本国内での雇用が減ってしまい
そこからまた不景気になってしまう悪循環が起こってしまいます。（というか、既に起こっている）
輸出業が盛んな日本だけに、この問題は円高状態が続いている
前年から深刻な問題になってきている訳ですが、解決の糸口はあるのでしょうか。


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円への意識が再び高まる

アングル：円急伸で市場参加者は臨戦態勢、「円包囲網」狭まるか

ドルやユーロ、果ては豪ドルなどが経済指標などの悪化により水準を落とす中
リスク回避先として円買い需要が高まり、先週は円が全面高になる展開となりました。

年初以来の円高騰に、安住財務省が再び口先介入を始めており
日本円に対する警戒が強まってきそうな流れです。
昨年10月の大型介入の時は、75円台での介入が行われましたが
もし、今回介入があるとするならば、警戒感を持たせる為にも
昨年よりは一度、早い段階での介入があるような気もしますね。
いずれにせよ、これから円関係は介入を見越した売買が行われるだけに
市場には緊張感が張り詰めるかもしれません。

記事にもある通り、6月は欧米での主要イベントが並ぶので
投資家がそもそも参加しないという相場が形成される可能性もありますね。
ボラティリティがいつもより小さくなる可能性もあります。
さて、来週からの動きはどうなりますか。


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リスク回避円買が続く

リスク回避の円買いが続いているようで
ドル円で78円台、ユーロ円で97円台と年初以来の水準まで
また円が高騰してきました。
余りにも円高が進むと、国内企業にとってもダメージが大きいので
これ以上の円高進行は、困りますがこれからどうなるのでしょうか。

今日は夜に、第一四半期のアメリカGDPの改定値速報があります。
解説はこちらから

明日には雇用統計も控えており、それを見越した為替の動きがありそうですね。
予想では、それなりの増加が見込まれていますが、予想値と大幅な乖離があることも多いのが
雇用統計ですので、ポジションを持つ場合は慎重にいきたいですね。


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セリエAが完全休止か？

イタリア首相、国内リーグ戦の中断を提案

サッカーが盛んなイタリアのセリエAで、八百長スキャンダルが発覚し
大騒動になろうとしているようです。
こういった事に、首相が言及するということはかなりの禍根を残しそうですね。

一見、何も為替には関係ないニュースに思えるかもしれませんが
サッカーが盛んな欧州の国にとっては、まさに国を代表する一大スポーツが
サッカーと言えます。
特にセリエAは海外でも名の通ったリーグですから、これが完全休止となると
イタリア経済に与える影響は大きくなるでしょう。
娯楽産業は、生きていくのに必ず必要となるものではありませんが
巨額のマネーが動く（選手の獲得・移籍・クラブの観客からの収入など）業界ですので
それが記事にあるように、丸々2～3年中断となれば
経済に及ぼす影響は相当なものになります。
当然、クラブ関係者という形で生み出されている雇用も相当な数になりますので
その人達が全て失業するとなれば、社会保障費などで
財政を圧迫する可能性も高いでしょう。

欧州リーグは世界最高峰のレベルを持つリーグと、一般にも認識されているので
このニュースが思いもがけず経済に与える打撃はかなりのものになると思われます。
欧州に関しては、いいニュースがなかなか無いだけに、また1つ危険な要因を作ってしまったと言えるのではないでしょうか。


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フィッチが日本国債を格下げ

昨日の夜のニュースでも報じられたので、もうご存じの方も多いかとは思いますが
フィッチが日本国債の格付けを、AA-からA+に格下げしました。
財政健全化計画の概要が、切迫感に欠けることを危惧しての格下げです。

フィッチによる日本国債の格下げは9年半ぶり。
このニュースを受けて円売りが加速し、一時はドル円で80円近くまで戻しましたが
今現在は、若干円買いで巻き戻しがあるようです。
日銀の金融政策据え置きの方針も打ち出されたようで、それも円買いが再燃した要因みたいですね。
さて、これからの攻防はどうなりますか。


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