facebook株上場騒動

世界最大のSNSサービス、アメリカフェイスブック株が
先月18日に上場されましたが、その上場をめぐる騒動が収まる気配が
なかなか無いようです。

フェイスブック騒動拡大　批判の米金融反論「急騰すると思った投資家が甘い」

いまや、フェイスブックはツイッターよりも支持されるSNSサービスとして
急激な成長を遂げている会社ですから、株式上場は非常に大きな期待を持って
市場関係者から見られていた訳ですが、結果はこのような有様で
まさに、フェイスブック狂騒曲とでも言いましょうか。

投資は自己責任ですから、投資家が甘いという言葉は正論すぎる正論なのですが
今回は、上場の主幹事を務めたモルガン・スタンレーのアナリストが
コネのある一部投資家に上場直前のフェイスブック業績の修正情報をこっそりと教えていただとか
インサイダーに近い情報を流していたなどの事実も明るみに出てしまったこともあり
この禍根は、アメリカの株式市場に於いての、新規IT株などへの何かしらの影響を与える後々までの悪材料となってしまった感があります。

また、その上、暴落時にナスダックのシステム障害なども都合が悪いことに発生し
今回の騒動の犯人探しが始まってしまっている始末。
今回のIPOの波に乗れなかった投資家こそ、勝ち組というような風潮も出ているようですね。
人気の会社の新規株だからと、安易に飛びついた結果、このような事が起こってしまった…本当に投資の世界は恐ろしいものです。


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