格付け会社フィッチがギリシャ国内銀行5行をCCCに格下げ

格付け会社フィッチが、ギリシャ銀行5行の長期発行体デフォルト格付けを
Bマイナスから、CCCに格下げしたことが報じられました。

フィッチではBマイナスの下はCCC+ですので
2段階の引き下げになります。
これは、ギリシャのソブリン債格付けが同様の格下げをしたことを受けての措置ということです。

フィッチの格付けランクCCCは上から数えて
18番目に当たる格付けで、保険金支払能力は非常に低く
経済あるいは事業環境の悪化から受ける影響の度合いは極めて大きいという
投機的格付けでも下の方のランクに位置します。

ギリシャの格下げは既に織り込み済みだと思われますので
市場に与える影響は限定的かと思いますが
ギリシャがそのような評価を付けられざるを得ないという状況は知っておいて損は無いでしょう。


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